『小確幸』探求の日々

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毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

ノルウェイの森

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「ノルウェイの森」上・下
     村上春樹 


昨日、映画化のニュースを読んでびっくりしたこの本は、高校時代のほとんど終わりに、初めて読んだ村上春樹作品でした。持っているのは、もちろん赤と緑に金の帯の単行本。
1988年2月25日発行の第10刷でした。



あの当時、まったく理解できなかった村上ワールド。
時が経ち、次に出会った『羊をめぐる冒険』ですっかりその世界にハマり
以来すべての作品を、何度も何度も繰り返し読んできました。
その中でなぜか手に取ることが少なかった『ノルウェイの森』を受け入れがたかったのは、
そこに漂う喪失感のあまりの大きさのせいで、
物語の中の誰もが無力で、哀しいとしか感じられなかったからかも知れません。


でも、今一度パラパラとページをめくってみて、
これは自分が今どこにいるのか問い直すための小説なのだと、やっとわかりました。
問い直すために、そうする(何かは読めばわかります)必要があるのかどうかは
今でもわからないけど・・・
私は今、緑に近いかも知れない。そしてそうでありたいとも思う。

もう一度、最初からちゃんと読み直してみようと思います。
そして、これがどんな映画になるのか、2010年を楽しみに待ちたいと思います。
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Commented by k-ham at 2008-08-02 00:08
私も高校生の時に読みました。でも全然わからんかった。
でも、なぜか上下巻を読んだ記憶はあるんだよね。
物語の中の人物(だったと思う)に引かれたものの、
話の中の時間の流れや感情が当時の私には無縁のもので
とにかく最後まで読んでみれば何かわかるかも、とガマンして
読んだような気がします。で、結局わからなかったわけですが・・
「自分が今どこにいるのか問い直すための小説」かぁ
今なら、理解できるかもしれないなぁと読む気になってきました
Commented by ungalmatsu at 2008-08-02 17:54
★k-hamさんへ
私もわからんなりに、何度も上下巻通して読んだよ。
わりと最近も読んだけど、やっぱりわからんかったんよね。
それはk-hamさんの言うとおり、自分に無縁のものだったからかも・・・
それがちょっと共感できちゃったんだろうね。
私は「自分が今どこにいるのか問い直すための小説」と感じたけど
他の人は違うかも知れません。
村上作品って、どれも人によって受け止め方は違うから。
でも、k-hamさんの感想も聞いてみたいな。
by ungalmatsu | 2008-08-01 23:19 | 本を読む | Comments(2)