『小確幸』探求の日々

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毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

君たちに明日はない

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「君たちに明日はない」
   垣根涼介 著


こんな体が弱っとる時に、この人の本を読んでも大丈夫だろうかと不安に思いつつ、
みなさんの感想から、比較的大丈夫そうなのを
選んで読み始めたら一気・・・

いや~おもしろかった!
垣根さんの端的かつ的確な表現は
「男らしい」のを通り越して
「動物的」と言っていいほど、ぐいぐいと迫ってくるものがある・・・
ロマンチックには程遠い(というか、ほとんど生臭い)恋愛描写も含めて、私好みの文章でした。

村上真介 33歳。
「日本ヒューマンリアクト」という、小さな、でも取引先は一流企業ばかりという
いかにもうさんくさい会社の社員。
この会社の業務内容は、リストラの査定を会社の人事に成り代わって行い
自己都合退職を受け入れさせること。

リストラ・・・・・・・・経験者だけに、なんともいやぁな響き(苦笑)
「会社としてもできるだけのことはします。再就職先を探すお手伝いもします。」
な~んて言われたって、「絶対アンタらの世話になんかなるものか!」と思いますよ、誰だって。
誰が残って誰が切られるのか、探るに探れなかった時のビミョーな雰囲気を思い出しました。

だれもがそれなりに事情をかかえている・・・リストラする側とされる側、男と女、
それぞれの心理描写がものすごくリアルです。
タイトルだけ見れば否定的だけど
裏を返せば「別の場所なら、明日がある(かもしれない)」という意味。
今後、リストラされる可能性がゼロではない方々(とーぜん今の私もだ!)には
一読をおススメいたします。
意外なところで、自分の新たな可能性が見つかるかもよ。

垣根さんの描く『自意識覚醒』。
この作品では日常の中だったけど、他の作品ではどうやら違うらしい。
読んでも大丈夫・・・・・かな(^^;
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Commented by yumemi-m at 2008-05-14 22:00
わー、垣根さんだ!……ということで飛んでまいりました(笑)。
私もこの本から垣根さんの本を読み始めたんですよ。
ちなみにお勧めの順番は、この後『借金取りの王子』『午前三時のルースター』『ワイルド・ソウル』です。
『借金取りの王子』は真介シリーズ第2作なので入りやすいと思いますよ。
Commented by ungalmatsu at 2008-05-17 22:38
★yumemiさんへ
レス、遅くなってスミマセンm(_ _)m
yumemiさんも、この本が垣根さんの入口だったんですね!
おもしろいです。もう一度読み返してみたけど、やっぱりおもしろい。
垣根さんの描く「いい女」に歳は関係ないってところもいいですね(笑)
あとがきを読んで『借金取りの王子』読みたいって思ったのですが
まだ文庫になってないようなので、ひとつ飛び越えて見ようかな・・・
by ungalmatsu | 2008-05-14 20:58 | 本を読む | Comments(2)