『小確幸』探求の日々

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毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

コールドゲーム

この人は、いったいいくつの顔を持っているんだろう・・・
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「コールドゲーム」
 荻原浩
 (新潮文庫)



部活を引退し、何となく目標を見失った高3の夏。
そこへ突然はじまった復讐劇。
狙われているのは中2時代の同級生。
犯人は、おそらく当時のいじめられっ子。




サイコ・サスペンスは苦手なのに・・・なのに、荻原さんの顔知りたさに読んでしまったじゃないの!!
この人がすごいのは、どの顔が表で、どの顔が裏というんじゃなく
すべての顔をはっきりと見せてるところ。

この作品が映像化されても、私は絶対見ない(苦笑)
登場するのは、そのへんに当たり前にいるような人たちばかりだけど、
読んで想像しただけでも背筋が凍るような恐怖を感じるもん。
細部にヒントは隠されているのに、最後に明かされる犯人の意外な姿に驚いてしまった。
これは、「イジメはよくない」とか、「復讐もよくない」とかを議論する作品ではなく
純粋に青春ミステリーとして楽しむべき本なんだと思う。

何だか荻原さんには、何度も何度も騙されてるような気分。
次はどんな顔して来るんだろう・・・って、こっちから会いに行くんだけどね(^^;
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by ungalmatsu | 2008-01-24 21:50 | 本を読む