『小確幸』探求の日々

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毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

コールドゲーム

この人は、いったいいくつの顔を持っているんだろう・・・
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「コールドゲーム」
 荻原浩
 (新潮文庫)



部活を引退し、何となく目標を見失った高3の夏。
そこへ突然はじまった復讐劇。
狙われているのは中2時代の同級生。
犯人は、おそらく当時のいじめられっ子。




サイコ・サスペンスは苦手なのに・・・なのに、荻原さんの顔知りたさに読んでしまったじゃないの!!
この人がすごいのは、どの顔が表で、どの顔が裏というんじゃなく
すべての顔をはっきりと見せてるところ。

この作品が映像化されても、私は絶対見ない(苦笑)
登場するのは、そのへんに当たり前にいるような人たちばかりだけど、
読んで想像しただけでも背筋が凍るような恐怖を感じるもん。
細部にヒントは隠されているのに、最後に明かされる犯人の意外な姿に驚いてしまった。
これは、「イジメはよくない」とか、「復讐もよくない」とかを議論する作品ではなく
純粋に青春ミステリーとして楽しむべき本なんだと思う。

何だか荻原さんには、何度も何度も騙されてるような気分。
次はどんな顔して来るんだろう・・・って、こっちから会いに行くんだけどね(^^;
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Commented by yumemi-m at 2008-01-25 00:13
荻原さんと聞いて飛んできました(笑)。
そうなんですよ、これも荻原さんの「顔」なんですよね。
ひとつの作品を書くと、次は違うものを書きたくなる―と荻原さんはおっしゃっていましたが、そのどれもが魅力に満ちた作品というのは本当に驚異的です。毎回毎回、違う切り札を出されているような楽しみと新鮮な驚きがあります。
2月には荻原さんご本人に会いに行きます!今から浮かれっぱなしです。
Commented by ungalmatsu at 2008-01-25 23:22
★yumemiさんへ
いつもすばやいコメントありがとうございます!
「きっとyumemiさんがコメントくださるだろうなぁ」って思いながら
記事アップしてますから(^^;
「違うものを書きたくなる」って言って、ちゃんと「違うものが書けてしまう」荻原さんてすごい!
それぞれの「顔」に「好き、嫌い」をつけるとすれば、
これは好きではない方の「顔」ではありますが(←私にとっては)
それを含めて、荻原さんを好きな事には変わりがないですね。
う~ん、何かうまく表現できないけど・・・・

荻原さんご本人はどんな方なんだろう?!
でも、確か、かわいらしいサインをされますよね!
浮かれたyumemiさんのレポを楽しみにしています♪
Commented by yumemi-m at 2008-01-26 21:54
荻原さんご本人は、本当に素敵な方ですよ♪
かわいらしいサイン、ご存知なんですね!そうです、字も丸みのある優しい字を書かれますが、荻原さんのサインは毎回イラスト付きなんです。
今までにサイン会で3回、講演会で1回お目にかかったことがありますが、いつでも誠実な対応をしてくださったのが印象的でした。
他の作家の方ですと、サイン会などでも何となく「お仕事」としてやっているように見えてしまったり、1対1ではなく「ファン」とか「読者」としてひっくるめた見方をされているなあ、と思えてしまったりしたこともあったのですが、荻原さんは向き合うときにきちんと1対1で対応してくださっている感じがします。上質で幅広く、かつユーモアに溢れた文章が好きなのはもちろんですが、こうした荻原さんご自身の誠実さがにじみ出るところがやはり私は好きなんだなあ、と思います。
……すみません、すっかりおのろけになってしまいました(笑)。
Commented by ungalmatsu at 2008-01-26 22:17
★yumemiさんへ
そうそう、そのイラスト付きのサインを見たことがあります。
そんなに何度も荻原さんに会ってらっしゃるんですね!
私が持ってる作家さんのサインは鴻上さんだけですね(^^;
それも芝居の会場で買えば本にサインが入ってるだけで
直接いただいたわけではないし・・・
あ、あとは高校生の時に、故遠藤周作さんの講演会を聴きに行って
握手をしていただいたことがあります。
なかなか渋い高校生でしょ(笑)
私も荻原さんにお会いしてみたいなぁ・・・・
by ungalmatsu | 2008-01-24 21:50 | 本を読む | Comments(4)