『小確幸』探求の日々

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毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

神様からひと言

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「神様からひと言」
  荻原浩 著
    (光文社文庫)


本屋に行くたびにタイトルが気になっていたのに
なぜか手に取らなかったこの本を手にしたのが
ほんの1週間前。
おもしろい・・・・もっと早く読めばよかった!

再就職先に入社早々トラブルを起こし、
リストラ要員収容所と恐れられる
「お客様相談室」へ移動となった涼平。
いるよねぇ、どこの会社にも。長いものに巻かれる上層部、部下の揚げ足を取る上司、
勤続年数だけは立派な先輩、「それでよく今まで生きてきたね」ってあきれるくらい常識外れの後輩。
会議になってない会議もあるある(苦笑)
私が涼平を気に入ったのは、今でもストリートスライダーズを聴いているところと
思い立ってギブソンのアコースティックJ-45を買っちゃったところ(^^;

池井戸さんのエントリーで「組織と個人が戦ったら、個人は負ける」と言ったばかりだけど
涼平はちょっとだけ(ほんのちょっとだけ)、《組織》を変えた人間ってことになる。
同じく会社の裏側を描いた小説であっても、こっちはホントに明るいというか、
現実には笑えないような場面でも、読んでて思わず笑ってしまったり・・・残るのは爽快感。
まさに「サラリーマンに元気をくれる小説」と言っていいと思う!

最後の「ひと言」には賛否両論あるみたい。で、私はどちらかというと「否定」側。
そのひと言より、こっちの方が気に入った。

「見つけたものは、拾うべきだね。」

そして、もうひと言。「拾ったものは、離さないこと。」
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by ungalmatsu | 2007-12-03 21:21 | 本を読む