『小確幸』探求の日々

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毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

「重力ピエロ」 と 「オーデュボンの祈り」

伊坂さんの小説はおもしろい!同時に怖い。かなり怖い。
初対面の人に「伊坂幸太郎ファンです」なんて言われたら、まず警戒した方がいい(笑)
伊坂作品を“どのように”好きなのかによって、語り合える人と、一切関わりを持ってはいけない人と
両極端に分かれる。それくらい怖い。

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「重力ピエロ」
伊坂幸太郎 (新潮文庫)


これも怖かった。
「小説の中の話だから・・・」と
自分に言い聞かせながら読んでしまうくらい怖かった。
こんな人たちが近くにいたらやだなぁ。いそうだし(苦笑)
“カラマーゾフ的な力”という表現がとても印象的だった。

連続放火、スプレーの落書き、遺伝子のルール、ストーカー、語られる過去、数々のキーワード、
これらがつながっていく過程から目が離せない。
そして登場人物が、小説を飛び越えて関わっている事に気付いた時の喜び。
まんまとはめられている。

(余談ですが、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』はほんっとにおもしろいです。
これは、またいずれ別エントリーで・・・)

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「オーデュボンの祈り」
伊坂幸太郎 (新潮文庫)


最初はまず、「ありえね~!」と思う。普通、思うと思う(笑)
なのに読んでいくうちに、「もしかしたら実在するのかも」
なんて思っている自分に愕然とする。
江戸以来外界から遮断されている島に足りないもの・・・
その答は『世界の終りと ハードボイルド・ワンダーランド』(村上春樹)を
彷彿させるものだった。
「世界の終り」にないものは「心」で、それがどんなものか理解できないという表現だったけれども。


とにかく伊坂幸太郎はおもしろい!
“ハードカヴァーは買わない”大原則が破られそうな勢い・・・ヤバイ・・・「理由になってない」?
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by ungalmatsu | 2007-02-26 21:05 | 本を読む