2007年 02月 20日
マリー・アントワネット 三度・・・
「マリー・アントワネット」(上・下)
アントニア・フレイザー著
野中邦子訳 (ハヤカワ文庫)
現在公開中の映画「マリー・アントワネット」(ソフィア・コッポラ監督)の原作。
今まで読んだ2作に比べ、アントワネットを良心的に描いています。
が、いかんせんゴシップまみれ(真偽は別にして)の人生を送った人物なので、それなりに・・・
ページごとに丁寧な注釈がつけられていて、家系図、現在残っている絵などの資料もたくさん載っているので
時代背景や、当時の様子を思いながら読むには、いいかもしれません。
でも、私が一番好きなのは、やっぱり遠藤周作さんの「王妃 マリー・アントワネット」ですね(^^)
さて、映画はといえば・・・
豪華なドレスや靴、見た目にもきれいなお菓子、そういう華やかな世界はさすがに見応えがありました。
しかし、あまりに唐突なエンディングに唖然!え?!ここで終わり?!盛り上がりがない?!
ま、誰もがストーリーを知っているに違いないと思えば、あれもありなんでしょうか。
納得いかない・・・けど、これは私の個人的な感想ですので、あしからず!
by ungalmatsu
| 2007-02-20 16:55
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