『小確幸』探求の日々

ungal.exblog.jp

毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

映画『それでもボクはやってない』

映画を見るのは久しぶり。
他にも見たい映画がたくさんある中、これだけはどうしても見たかった
周防正行監督『それでもボクはやってない』を見てきました。

満員電車の中で痴漢に間違われて逮捕された若者が、否認を続けるうちに起訴され、裁判が始まる・・・
映画はまるでドキュメンタリーのように進みます。
無実なのに有罪になることもあれば(冤罪)、無罪でも無実とは限らない。無実≠無罪
一見、被告に有利な証言も、言葉の使い方ひとつで全く違うものになってしまう怖さ。
ある弁護士の「裁判の現実を知っていたら、無責任に“戦え”なんて言えない」という言葉が印象的でした。
現実の裁判では正義の味方が助けに来てはくれないのです。
時間もかかれば、お金もかかる、本人はもちろん支える人たちの精神的な負担だって相当なもの。
そして、忘れがちなのが裁判官も人間であるという事実。

2009年までには裁判員制度が始まります。
でも、全く面識の無い被告人を見て、もしそれが生理的に受け付けないタイプの人であったら
そして罪状が痴漢であったら、あなたは冷静な判断をすることができると思いますか?

笑いのエッセンスもちりばめられていて、2時間半を長いとは感じませんでした。
主人公を演じる加瀬亮さん、妙な存在感のある俳優さんですね。
時間があれば、ぜひ見ていただきたい映画です。
明日裁かれるのは自分かも知れません。
[PR]
Commented by yumemi at 2007-02-06 23:25 x
うんぎゃるまつさん、御訪問ありがとうございます。またこの映画を見て頂き、周防監督に代わり私からも御礼を申し上げます。(笑)
最近の日本映画にはなかなかなかった「思考を強制する作品」に拍手。
それをただ難解な作品として提示するのではなく、考えつつ楽しめ、楽しみつつ考えさせられるエンターテイメントに仕上げた、周防監督をはじめとするスタッフと、その設計図を体現した加瀬さんをはじめとするキャストの皆さんは、本当に素晴らしいと思います。
Commented by ungalmatsu at 2007-02-07 23:43
★yumemiさんへ
ホントに見てよかったと思いました。
硬派でありながら、見事なまでのエンターテイメント。
見ながらも、見た後も、考えさせらる映画ってのはなかなかないですよね。
「思考を強制する作品」←まさにそのとおりです!
by ungalmatsu | 2007-02-06 22:00 | 日々の生活 | Comments(2)