『小確幸』探求の日々

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毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

「グレート・ギャツビー」を読む

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「グレート・ギャツビー」
 スコット・フィッツジェラルド   村上春樹訳 (中央公論新社)

村上春樹さんの翻訳本を読んで「おもしろい!」と思ったのは
初めてです。ばんざ~い!

村上さんの書く文章は、小説もエッセイも大好きなのに、
今まで読んだ翻訳はどれも入り込めなくて・・・
レイモンド・カーヴァーの「Carver's Dozen」  わからん!
ジョン・アーヴィングの「熊を放つ」は、最後まで読めなかった。
ティム・オブライエンの「ニュークリア・エイジ」は、なんとか読みきったけど
ラッセル・バンクス他の「バースディ・ストーリーズ」も、なんだかなぁ?
期待して読んだサリンジャーのキャッチャー・イン・ザ・ライ
野崎孝訳の「ライ麦畑でつかまえて」よりは読みやすかったけど、「これっておもしろいの?」って感じでした(涙)

なんてことを村上さんに言ったら、「それはきっと相性の問題だからあきらめてください。」って言われそう(笑)
(あくまで想像だけど)
というわけで、ほとんどあきらめ状態で読んだ「グレート・ギャツビー」だったのですが、
これって、こんなにおもしろい小説だったんですね!私の中で完全に生き返った感じ。
巻末に収められた、異常に長い「翻訳者として、小説家として―訳者あとがき」、とても興味深く読みました。
その中で、村上さんは
“翻訳というものには多かれ少なかれ「賞味期限」というものがある”
と言われていますが、まさにこれが新鮮な翻訳ということなのでしょうね(^^)

でも、これで村上翻訳本恐怖症が治ったわけではないんだなぁ・・・やれやれ。
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by ungalmatsu | 2006-12-04 18:02 | 本を読む