『小確幸』探求の日々

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毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

砂漠

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『砂漠』
  伊坂幸太郎(新潮文庫)



待ってました、伊坂作品の文庫化!



なんてことは、まるでない。



なぜなら・・・・・









また(← また?)、やっちまいました(笑)
ハードカバー、持ってたんだった!!!

しかも、本屋で中をぱらぱら立ち読みした時には気付かず
帰って冒頭読み始めた途端に、前に読んだことあることに気付きました。
かなりヤバい私の記憶装置。ま、今に始まったことじゃないですけど・・・


「学生ってのは、近視眼型と鳥瞰型に分類できるんだよ。」

近視の奴は、目の前のことしか見えない。遠くはお構いなし。
鳥瞰図の鳥瞰ってのは俯瞰する=上から全体を眺めるっていうか、周囲を見下しているような奴。

入学した大学で知り合った5人の男女、東堂、西嶋、南、東堂、北村、鳥井は果たしてどちら?

伊坂作品ですが、大事件は起こりません。
ただし、400万の賭けボーリングや、襲う時に「大統領か?」って聞く連続通り魔
(通称プレジデントマン)や、オトナの裏事情を暴く超能力対決や、
瀕死の重傷を負うことになる張り込みが、大事件でないと言えるかどうかは別として、ですが・・・

割と普通の北村にからんでくる、それぞれのキャラクターはすごい。
すごい美人の東堂、「あのね、目の前の人間を救えない人が、もっとでかいことで助けられるわけ
ないじゃないですか。」なんて演説ぶつ西嶋、スプーン曲げちゃう南、どこまでも無鉄砲な鳥井。

同じクラスに苗字に東西南北をもつ4人が揃った → 四者会談(確率と中国語の勉強)。
って発想がそもそものきっかけってところからして無意味。
そう、この小説は麻雀知ってるとより楽しめるはずです。
私は教えてもらったことあっても、ぜ~んぜん覚えてないのでちんぷんかんぷんだったけど。


それでも、なぜだか自分の大学時代を思い出しながら読んでました。
それこそ大事件なんて何もなかったけれど、大学に行かなければ体験できなかった
今より確かに“ヒマ”も“カネ”もあった(笑)あの4年間って結構貴重な時間だったと思います。
無意味な時間って、人生には必要だと思う。
今の年齢÷2のあの時代、バブリーだったしね~(^^;  オホホ・・・
あの時代が良かったなぁ。あの時代に戻りたいなぁ。






なんてことは、まるでない。

暇も金もなくて砂漠のど真ん中だとしても、今のほうがいい。
と思えるのも、無意味な時間を過ごした記憶があるからなのかな。
そんなに目立たず、静かに生きていたいと思う北村型の人間の周りに
なぜか刺激的な出来事が、思わぬところから起こるのは
無意識のうちに心のどこか一部分がそれを引き寄せているからなのかしら?(ひしひし)



思い出したこともありました。
ラモーンズのCDは持ってる!大学時代、ライブも行った!!!

が、パンクにはまった理由も、ライブに行った理由も全く思い出せない・・・・


これに懲りて、今後は同じ本を2冊買うようなことはしないようにしよう、と心に誓いました。

















なんてことも、まるでない(笑)
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by ungalmatsu | 2010-08-16 15:12 | 本を読む