『小確幸』探求の日々

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毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

文房具を買いに

写真にひかれて、思わず買ってしまいました。
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片岡義男 
『文房具を買いに』(角川文庫)






手帳、ノート、鉛筆、サインペン、
クリップ、押しピン・・・
オートバイに比べたら
(片岡さんといえばオートバイでしょう?!)
安くて小さい身近な日常の品々。
実はまだ文章を読み切ってはいないのだけど、
堅苦しくない程度の“こだわり”が感じられたり
ちょっとしたおもちゃで遊び心を見せたり、実は露出を間違えて撮っちゃった写真だったり。
最近の片岡さんもいいんじゃない?! 何だか新鮮な1冊でした。







ついでに、ここ数か月の間に読んだ本の感想を書き留めておくことにします。
最近、ぽっかり記憶を失くすことが増えて
読んだことさえ忘れているものもあるかも知れないけれど
誰かが代わりに思い出してくれるわけじゃなし(苦笑)


以下、順不同。


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湊かなえ
  『告白』(双葉文庫)


映画も始まってますね。
救いようのないラストが怖くて、まだ観に行けてません。

娘を自分のクラスの生徒に殺された教師。
クラスの女生徒。
犯人Bの姉(犯人Bの母の日記)。
犯人B。
犯人A。
再び、教師。それぞれの独白。

冷静なようでいて、実はそれぞれ独りよがり。
そこから生まれるひずみ。
大なり小なりエゴを持たない人間はいないだろうけど、異常なまでの執着心と
逆に、どうしてそこまで、と思ってしまうほどの無関心が恐ろしい小説です。

絶対に許さないと決めて、それをずっと抱えて生きていくのって
とってもしんどいし、自分を苦しめてしまうことのほうが多いような気がするけど
他人の生き様は変えられないという点では、お互いさまなのかも知れませんね。


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近藤史恵
  『サクリファイス』(新潮文庫)




陸上選手から、自転車競技に転じ
プロのロードレースチームに所属する白石誓。
ロードレースチームの中で果たすべき役割と
最後に明らかになる「サクリファイス=犠牲」の意味。
レースが中断する理由は、一つしかないのだと初めて知りました。
ロードレースのルールを知らない人にもわかりやすいのは
驚くことに近藤さんが自転車乗りではないからなのだろうけど
どう読んだって、自転車乗りが書いたとしか思えない、
ある意味詐欺的小説。

続編『エデン』も早く読みたいです。


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あさのあつこ
  『ランナー』(幻冬舎文庫)


家庭の事情のせいにして一度走ることから逃げた碧季(あおい)が
再び走り始めるまで。

走る小説、としては
佐藤多佳子『一瞬の風になれ』や
三浦しをん『風が強く吹いている』に比べて
インパクトが弱いなぁ、というのが私の感想。
といっても、これはあくまで私が感じたことなので
前出の2つと読み比べてみる価値はあると思います。
小説の長さとしては、これが一番、かなり短いですし(笑)


あさのあつこさんの『バッテリー』は読んでみたい小説のひとつ。





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島本理生
  『大きな熊が来る前に、おやすみ。』(新潮文庫)



恋愛によって知る孤独や不安、残酷さ・・・
それは、ある。
けれどもそれが“暴力”ならば、いかなる事情があろうとも
恋愛のどんな局面にもあってはならない。

という理由で、この本は封印。

『ナラタージュ』はあんなにいい小説なのになぁ。
また他の作品に期待したいと思います。





うん?ここまで何故だか女流作家ばっかり・・・

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柳田邦男
  『脳治療革命の朝』 (文春文庫)


BOOK OFFでの掘り出しモノ。
今までならば、助からないか、良くて植物状態と言われるほどの
脳の損傷を、体温をギリギリ(32℃とか)まで下げることによって
損傷の広がりを抑え、リハビリによって意識を回復した人々の実録。
人によっては、ほぼ事故(病気)以前の状態に戻った例も。

今はもっと現場の技術は進歩しているのでしょう。
こういう現実があるということは
何をもって“死”とするのか、ますます難しくなるのも事実。
40を機にドナー登録をしたこともあって
生きる意味や、死んでいくことの意味について
深く考えさせられるました。




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池上彰
  『そうだったのか!現代史』(集英社文庫)


これもBOOK OFFにて。
TVでも大人気の池上さんはの本は
めったにBOOK OFFでは見つかりません(^^;


なんとな~くニュースを見ていても
実は歴史的背景を知らない事柄の多いこと!
そして、知るとニュースもよくわかるしおもしろい!!
こういう本ももうちょっとたくさん読まなきゃなぁ・・・
社会の先生に言わせると、現代史や現代地理は
教えるの難しい(というより嫌)だそうですよ。
そりゃそうだよね。





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Story Seller (新潮文庫)

伊坂幸太郎『首折り男の周辺』
近藤史恵『プロトンの中の孤独』 
有川浩『ストーリー・セラー』
米澤穂信『玉野五十鈴の誉れ』
佐藤友哉『333のテッペン』
道尾秀介『光の箱』
本多孝好『ここじゃない場所』

オムニバスってのは、音楽CDなんかでもありがちだけど
おいしいけど、何が一番おいしかったかわかんなかったり
反面、新しい味を知ったり・・・本でも同じみたい。

そんな中で、めずらしく後味を覚えていたのは
有川浩さんでした。
著作案内を見ていたら(これもオムニバスのありがたいところ)
『図書館戦争』シリーズの人だったのね。
読んでみよう・・・かな?


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Story Seller 2  (新潮文庫)

沢木耕太郎『マリーとメアリー』
伊坂幸太郎『合コンの話』
近藤史恵『レミング』
有川浩『ヒトモドキ』
米澤穂信『リカーシブル -リブート』
佐藤友哉『444のイッペン』
本多孝好『日曜日のヤドカリ』


前作収録の短編と、全然違う顔を見せる
有川さん、米澤さん、本多さん。
なるほどさすが、の伊坂さんと近藤さん。
タイトルが示すように、連続モノの佐藤さん。
この中では異色の沢木さん(この人も“こうたろう”やん!)のエッセー読むと
ブラッディマリー飲みたくなりますよん♪


そして、密かにマイブーム(でも、BOOK OFFの105円コーナーでしか買わない(笑))
柳田理科雄さんの空想科学読本シリーズ。
現在4冊入手済み。
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この前、『「空想科学読本」は、ここがおかしい!』みたいな本を見つけたけれど
こういう本は「へぇ~おもしろ~~~い」って笑って読んだらええやないかと私は思う。
だって読んだからって、アルプスの少女ハイジのオープニングを見て
「あんなブランコ危険すぎる!」って抗議したり、
「ウルトラマンは地球を救ってくれないのか」って
絶望したりしないでしょうが(笑)
ま、SF映画をツッコミ入れながら観てしまう後遺症は確かに残るわな・・・



というわけで、うだうだと思いつくままに書き連ねてしまいました。

最後まで目を通してくださった方、お疲れさまです。

そういや、大学時代のこと。私が通っていたのは珍しく7月末に前期の試験があって
8,9月がまるまる夏休み、10月から後期が始まる大学だったのですが
2ヶ月間、夏休みのレポートに手をつけずバイトをしまくったため、当然10月に入って慌て
概ね1週間あった提出期限内にほとんど寝ないでレポートを何とか全部仕上げ
提出した日の夜に、盲腸で病院に担ぎ込まれて(過労が原因)ブルーハーツのライブと
バイトの送別会に行けなかったことを、ふと思い出しました。やれやれ・・・
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by ungalmatsu | 2010-06-15 00:45 | 本を読む