『小確幸』探求の日々

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毎日なんかいいこと見つけよう!大好きな「押尾コータロー」さんの話題を中心に・・・ほとんど休眠中の気まぐれブログです。悪しからず。

博士の愛した数式

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買った本を読むにあたって見ておきたかった
映画『博士の愛した数式』

原作も良かったけど
これまたじ~んと心に響くいい映画でした。


シングルマザーの家政婦(深津絵里)が
担当する事になったのは、事故の後遺症で
80分しか記憶がもたない元数学博士
(寺尾聡)。家政婦の息子√(ルート)(吉岡
秀隆)が大人になって数学の教師になり、
最初の授業で博士との思い出を語る形で
映画は進んでいきます。


毎日繰り返される最初の会話。

「君、靴のサイズはいくつかね?」
「24です。」
「ほぅ、実に潔い数字だ。24は4の階乗だよ。」

家政婦の誕生日(2月20日)と、自分が表彰の記念にもらった時計の数字(第284号)に
ついて、220と284が友愛数であることを、目を輝かせて語る博士。
28の約数をすべて足すと28になることに気付いて、博士に報告する家政婦。
そうすると、博士は28が隣接する自然数(1~7)の和を足すと28になる
完全数の中でも特に美しい数字である事を教えてくれる。
家政婦の息子に、どんな数字も包み込み、みんなにわけへだてなく友情をわけられる
存在として、√(ルート)と名づけたのも博士。
こんな風に、博士と共にいるだけで、無機質な数字が愛おしく思えてくるから不思議・・・・
どんなに楽しい思いをしても次の日には忘れているし、逆に嫌な思いも全て忘れてしまうのに
家政婦と√は、博士を楽しませることに喜びを感じ、
博士が悲しい顔をしないようにと気をつけます。

80分しか記憶のもたない博士を、ありのままの存在として受け入れていく2人。
博士と家政婦、博士と√、一見ありえないように思える中に
確かに存在しているのは「友情」です。
そう、それは悲しい罪の意識で固まった心さえも溶かす力を持っています。
博士の愛した数式とは 「e iπ + 1 = 0」(オイラーの公式) 
根底に友情の存在する愛情・・・
というわけで、この映画、『大人の友情』へとつながっていくのです。

映画のエンドロールで流れた、ウィリアム・ブレイクの詩がとっても懐かしかったな(^^)

(原文)
To see a World in a Grain of Sand
And a Heaven in a Wild Flower,
Hold Infinity in the palm of your hand
And Eternity in an hour.

永遠の真実は心の中にある。だから、かんじんなことは心で見なくちゃいけないんだよ。

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by ungalmatsu | 2009-03-23 23:07 | 日々の生活 | Comments(0)